黒鋼独立騎士団HP:ブログ FFⅦについてのどうでもいい疑問

　あいかわらずPSPは不調ですが、予算がないので買い替えはしばらくオアズケ。
そこで、いつものように懐ゲーに走るわけですが、今日は名作「FFⅦ」から。
少し不思議に思うことがあったので考察してみました。

　とはいっても、各キャラクターの過去や歴史といった壮大な謎は他サイトさんが検証しているでしょうから、今回はホントに小さな、どうでもいいような疑問を二つほど。

【1】神羅ビルのエレベーターのガラス
　Disc1冒頭。ルーファウスの出現に、クラウドはエアリスを連れて逃げるよう仲間に指示します。ティファはクラウドを待つためビルの上層にとどまり、エアリス・バレット・レッドVⅢは外部エレベータで下に降りることに。しかし、並行して走るエレベーターに追手のガードメカ・「ハンドレッドガンナー」と「ヘリガンナー」が現れ、狭い足場の上で戦闘になる…という場面。

　登場したハンドレッドガンナーは、開幕早々副砲を乱射して、エレベーターを覆うガラスを粉々に吹き飛ばしてしまいます。なるほど、これで互いを遮るものがなくなったというわけ…いや、待てよ。

　このときエレベーターは停止していたわけではありません。そもそも止まっていたなら、ビルの中に逃げ込めばいいわけで。並走する2基のエレベーターは、このとき下に向って動いていました。ということは、たとえ目の前のガラスを壊しても、そんな風穴はあっという間に上へ流れて行ってしまいます。正確には足場が下がってるんですが。となれば、次に攻撃するときには再びガラスが立ちはだかります。これではわざわざ破壊した意味がありません。

　そこで考察。ハンドレッドガンナーはどうしてわざわざガラスを破壊したのか？これに関しては想像ができます。神羅の本社ビルであり、また70階建てという巨大なビル（しかも、地面からプレートまでの高さもある）ことを考えると、エレベーターのガラスがふつうのガラスであったとは考えにくいでしょう。同じ70階建ての横浜ランドマークタワーが295.8mということを考えると、プレート込みでの神羅ビルの高さは400mを下らないはずです。最低でも強化ガラス、レジスタンスなどのテロを想定すれば防弾ガラスということも考えられます。ということは、ハンドレットガンナーといえども、ガラスを貫通して直接銃撃、というのは難しかったのではないでしょうか。事実、そのガラスを破壊する演出では、エアリスたちはダメージを受けません。

　ただ、せっかく破壊した穴が遠ざかってしまううという疑問は残ります。割れ目から連鎖的に全体が崩壊したという推理もできますが、300m近いエレベーターのガラスが一枚板のはずはありませんし、ある程度の範囲が壊れても、降りて行けばまたガラスが無事な区間に行きあたってしまうでしょう。

　さらに、エレベーターの速度も疑問です。ランドマークタワーの展望台直通エレベーターは分速760mもの速度で稼働するそうです。展望台のある272m地点までの時間は単純計算で35秒。加速と減速の時間を足しても1分前後というところでしょう。神羅ビルのエレベーターの速度は不明ですが、ランドマークタワーのものより多少性能が劣ったとしても2分はかからないでしょう。ましてや下りなのですから。せっかく破壊したガラスは数秒で遥か頭上へ。それどころか2分で1階に到着。この時間でガードマシン2機を倒しているのだから、実は超短期決戦だったのではないでしょうか。

　しかし、最初以外ガラスを割っていないという疑問は残ったまま。やっぱり最初は威嚇だっただけで、本当はガラスを貫通する威力があったのでしょうか。

【2】燃料を入れたまま展示?
　上のシーンの直後。ルーファウスを撃退したクラウドは仲間と合流。神羅ビル下層に展示されていたバイクと三輪トラックを奪って脱出をすることに。しかし、特に燃料を補充した様子もないのに、バイクと三輪トラックが動くというのはどういうことでしょうか?まさか燃料を入れたまま展示していた?

　これらの機械は言うまでもなく魔晄エネルギーで動いていますから、爆発の危険や、ガソリンのようにタンクの内壁を腐食させたり、ということはないかもしれませんが、燃料が入ったままの車両を置いておくというのは些かお粗末すぎでしょう。仲間たちが乗り込むムービーを見ていると、特にチェーンや車止めで固定されている様子もなく、ちょっとした拍子で動き出す危険があります。無人で動き出した車両に社員が轢かれたらどうするのでしょう？

　また、クラウド一行の行動にも疑問があります。クラウドはすでにバイクに乗った状態で登場するので、発進時の様子はわかりませんが、トラック組は燃料などを確かめる様子もなく乗り込んでいます。展示されていた車両なのだから、燃料が空の可能性もあったはずです。その線は考えなかったのでしょうか?燃料計を見れば多少、入っていることは解ったでしょうが、必要な量入っているかどうかまでは判断できなかったはず。どのくらい走れるか解らないのだから、満タンに入れて行きたいと思うのが心情ではないのでしょうか?

　もし、すでに燃料が満タンだったとしたら…
彼らがすぐに発進した説明はつきますが、神羅の不手際はますます大きくなるでしょう。まあ、一レジスタンスを潰すために魔晄炉や七番街プレートを簡単に犠牲に出来る会社ですから、社員の一人や二人、どうなっても構わないと言えばそれまでですが…

　…というわけでFFⅦのどうでもいい考察でした。重箱の隅をつつくようなホントにどうでもいい話ですね。
実際、「ストーリーやシステムの都合」と言われたらそれまでなので。
でも、こういう考察ものって好きなんですよ。書くのも読むのも。

ゲーム　/　TB[]　/　CM[1]

Comments

無題パトガイ【2009.01.14 10:09】 EDIT

FFﾌﾟﾚｲした事無いから､よくは解らんが…
私的にｴﾚﾍﾞｰﾀｰの件は案外"外側にはｶﾞﾗｽが無く､乗り込むｴﾚﾍﾞｰﾀｰ自体の方にｶﾞﾗｽがあったのではないか？"と思う｡
事故も起きそうではあるが､ｴﾚﾍﾞｰﾀｰ自体をｽﾑｰｽﾞに上下させられるだけの必要最低限のﾚｰﾙ(？)があれば､なんとかなりそうな気も…
燃料については何とも…
ただの不手際ともとれるしねぇ｡

Re:無題奏音【2009.01.14 11:08】

コメントありがと～＾＾

ガラスに関しては、乗り込んだシーンで見る限り外側だけ（内側の移動部分にはガラスがない）で、戦闘が始まるとガラスの枠だけ表示されるんだよね…
と言うか、この構造もう危ないよね?動いてる時にガラス触ると…

神羅って怖い会社だ。そういえばロッカー室・シャワー室・トイレも男女で分かれてないしｗ

Comment Form

Trackbacks

Trackback address ：

≪ 「グラハム・エーカーという男を知っているかね？」「新型機がフラッグに似てるって喜んでいるバカです」

雪ではしゃぐのは子供だけ ≫